恋愛モンスター(FCPO)と最後の恋人(FAPE)は、「恋に全力で振り回されがちな人」と「それでも受け止めてしまう優しすぎる人」という、切なくもドラマチックな組み合わせです。
癒やしと賑やかさのバランスは抜群ですが、その優しさが行きすぎると、どちらかが静かに消耗してしまう危険もある相性です。
恋愛モンスターと最後の恋人の相性診断【恋愛タイプFCPO×FAPE】
どちらも「基本的に性格が良くて、人から好かれやすい」タイプですが、恋愛における立ち位置は少し違います。
FCPOは恋に恋するモンスターで、感情の波が激しいタイプ。
FAPEは受け入れる力が強く、“いい人すぎて損をしがち”なタイプです。
この2人が出会うと、FCPOにとっては「何でも受け止めてくれる最高の相手」、FAPEにとっては「久々に心から好きになれる相手」になりやすく、スタートの相性はかなり良好です。
総合スコア:★3/5

最初の相性だけを見ると、★4〜5でもおかしくない組み合わせです。
しかし、時間が経つにつれて、
- FCPOの恋愛の忙しさ(好き・冷める・また好き)が発動
- FAPEの「なんでも受け止めてしまう優しさ」が自己犠牲に変わりやすい
という構図が生まれやすく、長期的には難しさも抱えた★3/5の相性 と言えます。
うまくハマれば「騒がしいけど最終的にあったかい二人」にもなれる一方で、何も考えずに付き合うと、FAPE側が心身ともにすり減ってしまうリスクも高めです。
うまくいく理由(恋愛観の相性)
この2タイプが惹かれ合いやすいのは、次のようなポイントがあるからです。
- FCPOの明るさ・恋バナ気質 → FAPEの優しさと相性が良い
- FAPEの包容力 → FCPOのわがままや感情の波を受け止めやすい
- どちらも「誰かを幸せにしたい」という根本の優しさを持っている
FCPOは、自分の自由さや恋の忙しさを否定されるよりも、「うんうん」と受け止めてくれる相手に惹かれやすく、FAPEは「この人を支えてあげたい」と思える相手に心を動かされます。
その意味で、“振り回す側と支える側”という構図が自然にできやすい好相性 でもあります。
恋愛モンスター(FCPO)と最後の恋人(FAPE)の違い
似ているのは「性格の良さ」と「人から好かれる」という点ですが、恋愛のスタンスはかなり違います。
ここでは、それぞれの恋愛傾向を簡単に整理していきます。
恋愛モンスター(FCPO)の特徴と恋愛傾向
恋愛モンスター(FCPO)は、恋愛の話をしているときが一番イキイキしているタイプです。
基本的には優しく、誰とでも仲良くできるポジションを取りますが、恋愛になると物語のように忙しい動きをします。
- すぐ好きになり、すぐ距離を縮める
- 尽くしたり、わがままを言ったり、感情の振れ幅が大きい
- 「もう恋はいいや」と言いつつ、しばらくするとまた新しい恋を始めている
根は静かで一人時間も大切にしているのに、恋愛モードに入ると周囲から見ていても「少女漫画の登場人物かな?」と思うくらい動きがドラマチックになるタイプです。
恋愛モンスター(FCPO)について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
最後の恋人(FAPE)の特徴と恋愛傾向
最後の恋人(FAPE)は、16タイプの中でも「性格の良さ」でトップクラスのラブタイプです。
誰に対しても優しく、受け入れる力と包容力が非常に高い反面、自分が損をしてしまうことも多いタイプでもあります。
- 付き合うと、とても尽くしてくれる
- 「いい人止まり」で終わったり、刺激を求める相手からは物足りなく見られることも
- 別れた後に、元恋人側が後悔しがちなタイプ
ゴッホの例えのように、「離れてから価値に気づかれる」ことが多く、本人としてはかなり切ない経験をしがちです。
それでもなお人を信じ、また誰かを受け入れてしまう…という、どこか儚くて美しい気質を持っています。
最後の恋人(FAPE)の詳しい性格・恋愛傾向はこちら。
相性の落とし穴と注意点【優しさゆえのすれ違い】
この2タイプの注意点は、「どちらも悪くないのに、長く続くとFAPE側の心が削られやすい」という一点に集約されます。
① FCPOの“恋の忙しさ”を、FAPEが全部受け止めてしまう
FCPOは、恋においてはかなり感情の波が激しく、
- 好きになって一気に距離を詰める
- 少し飽きてきたり疲れてくると、テンションが下がる
- でも相手のことを嫌いになったわけではない
という「好きだけど波がある」状態になりがちです。
一方でFAPEは、
- 相手の気持ちを理解しようとしすぎる
- 「自分がもっと頑張ればいい」と抱え込みがち
- 相手の欠点やわがままも“受け止めるべきもの”として飲み込みやすい
という性質を持っています。
この組み合わせは、
FCPOが自由に波打ち、FAPEがそれを全部受け止めてしまう
という構図を作りやすく、FAPE側の自己犠牲が進行してしまう危険があります。
② FAPEが「最後の恋人」になる前に、FCPOがふっと距離を取ることも
FAPEは、本来「手放してはいけない最後の恋人」タイプですが、FCPOは“恋の温度変化”が激しいため、
- FAPEが本気になった頃
- FCPOのテンションはやや落ち着き始めている
というタイミングのズレが起きることがあります。
このとき、FCPOが特に悪気なく距離を取ってしまうと、
- FAPEは「自分が悪かったのでは」と強く自責してしまう
- ただでさえ儚い雰囲気が、さらに「失われた恋」の物語化を進めてしまう
という、FAPE側にとってかなりしんどい展開になりやすいのです。
恋愛モンスターと最後の恋人の関係を長続きさせるコツ
このペアをうまく活かすには、「FCPOが少しだけ自覚的になる」「FAPEが少しだけ自分を守る」がキーワードです。
① FCPOは“最後の恋人”を「都合のいい人」にしない意識を持つ
FCPOにとってFAPEは、
- 話をちゃんと聞いてくれる
- 自分のわがままも受け止めてくれる
- 離れてみると「めちゃくちゃいい人だった」と気づく
という、かなり貴重な存在になりやすいです。
だからこそFCPO側は、
- 寂しさや不安を、全部FAPE一人にぶつけすぎない
- 「この人なら大丈夫」と甘えすぎない
- 自分の気持ちが冷めてきたときほど、誠実に向き合う
という最低限のマナーを意識できるかどうかが、関係の明暗を分けます。
② FAPEは「友達の意見」と「自分の違和感」を信じる
FAPEは、自分の優しさゆえに「相手の問題」を全部自分の課題として抱え込みがちです。
この相性で不幸にならないために、FAPE側にとって本当に大事なのは、
- 親しい友人のアドバイスをちゃんと聞く
- 自分の中に、小さな違和感が芽生えたときに無視しない
という2つです。
「好きだから許せてしまう」のはFAPEの長所ですが、
それが“自分すら守れない優しさ”になってしまうと、本末転倒になってしまいます。
まとめ:恋愛モンスター×最後の恋人は“物語性MAXだが、優しさのバランスが鍵”
恋愛モンスター(FCPO)と最後の恋人(FAPE)は、
出会いからしばらくの間は、まるで恋愛漫画のようにドラマチックで温かい関係になりやすい相性です。
- FCPOの賑やかさ・恋愛体質
- FAPEの包容力・優しさ・儚さ
が混ざり合うことで、「守ってあげたい人」と「支えてあげたい人」という、美しい関係が生まれやすいからです。
その一方で、優しさのバランスが崩れると、FAPE側の自己犠牲が進んだり、
FCPOが「本当に大事な人」を手放してから後悔する…という展開にもなりかねません。
お互いに少しだけ自覚的になり、
FCPOは「この人を雑に扱ってはいけない」と意識し、
FAPEは「自分を大事にしてくれない相手からは離れていい」と覚えておくこと。
それさえできれば、FCPO×FAPEは、
“人生で忘れられない、大切な章”になりうる相性 です。
今回の診断が、この2タイプの関係を少し客観的に見つめる手がかりになれば嬉しいです。

K-POPオタクでISFP(冒険家)のMBTIマニアです。ラブタイプ診断にも詳しく、日本でもかなり最初の方に記事を書き始めています。



